人生100年時代で1番必要なことは「長く健康」でいること

ホリエモンこと堀江貴文さんが書いた「健康の結論」という本を読みました。

日本が世界一の長寿国であることはご存知でしょうか?医療技術の発達によって平均寿命がどんどん伸びており、これからもこの平均寿命はどんどん伸びていくことが予想されます。しかもそれに加えて、少子化もどんどん進み、超高齢化社会に突入していくことが予想されます。

さて、国は最近になって人生100年時代という言葉をつくりました。なぜこんな言葉をつくったのか?と言うと、

定年を60歳とすると、少ない労働人口で多くの高齢者の医療費などの社会保障費を賄うことになり、確実に無理ゲーだからです。

要するに、

『もっと働いてもらわないと無理!』

ってことなんですよね。ぼくも含めた今働いている皆さんのキャリアが、60歳で終わる可能性は非常に低いです。加えて、年金がもらえるかどうかもわからないなんて言われています。そうなると自ずと長く働かなければなりません。

話を戻します。本の内容をざっくりまとめると、

というものです。本日は自分の備忘録もかねて本に書かれていた

・胃がん
・大腸がん
・子宮頸がん

についての超効果的な予防法を簡単にまとめてみたいと思います。

①胃がんの予防法

まずは毎年多くの人が無くなっている胃がんの予防法です。

「健康の結論」によると胃がんの99%ピロリ菌の感染が直接の原因だそうです。

つまり、検査キットを使ってピロリ菌が発見されたら、胃を洗浄して除菌すれば圧倒的に予防できます。

堀江貴文さんが書いている「ピロリ菌ヤバイ」にはピロリ菌の検査キット付きで胃がんの予防法について詳しく書いているそうです。ちなみに僕買いました。

まとめると、胃がん予防でやることは

②大腸がん

次は女性のがんの死因1位である大腸がんについてです。大腸がんのがん細胞は、ほぼ腸内のポリープ(腫瘍のようなもの)から発生します。

つまり、ポリープがあったら割とやばいってことです。でも逆に言ったらポリープをがん化する前にとってしまえば、大腸がんになることはほぼありません。

大腸がんの予防でやることは以下の通りです

ポリープががん化するまでには、数年がかかるので、少なくとも2年に1回、ポリープがあるかどうか?の検査をすれば大腸がんは徹底的に予防できるということになります。ちなみにこの検査を便潜血検査と言います。

③子宮頸がん

最後は子宮頸がんについてです。子宮頸がんの原因菌であるヒトパピローマウイルス(HPV)をご存知でしょうか?

実はHPVワクチンを接種することによってほぼ全ての子宮頸がんを予防することができます。ちなみに、日本以外の先進国はHPVワクチンの接種を推奨しているそうです。

子宮頸がんの予防について結論をズバッと言うと

ということになります。

子宮頸がんの予防について書かれている章で最もぼくが印象的だったところを引用させていただきます。

ある医師は、海外の学会で外国人医師に「日本は今、壮大な社会実験をしている」と言われたそうだ。「ほとんどの国では国がHPVワクチンの接種を義務化しているのに、日本だけがやっていない。数十年後の統計データが楽しみだ」と。将来的に他国と比較して、どれだけ子宮頸がんの罹患率が上がるのか、日本政府は国民をモルモットにした臨床実験をやっているようなものだ、という壮大な皮肉である。

どうでしょうか?一般的には怖いとされている病気、最悪の場合死んでしまうようなものも適切な知識があれば予防でき、無駄死にを減らすことができます。長い人生を楽しく生きるためには、健康でいることが何よりも大切です。

「健康の結論」ではその他にも
・歯周病
・心疾患
・脳梗塞

など、身近で怖い病気に対して医学的に解説されています。無駄死にしないためにも、正しい予防医学の入門書として読んでみてはいかがでしょうか?

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