「インフルエンサーになるには?」を超有名なあの2人から考える

今日はインフルエンサーになるにはどうしたらいいのか?について考えてみます。twitterで情報収集する習慣がある人なら知っているであろう、大物インフルエンサーであるイケダハヤトさん(@IHayato)と田端慎太郎さん(@tabbata)の2人を例に、考えてみたいと思います。

前提として、インフルエンサーになるには大きく分けて2通りのパターンがあります。1つ目は教祖型で、 2つ目はヒーロー型です。 後ほど書きますが、イケハヤさんは教祖型に当たり、田端さんはヒーロー型に当たります。

さあ、ではどうやったらインフルエンサーになれるのか?具体的に考えていきたいと思います。

①教祖型

初めに言っておきますが、ぼくは宗教ビジネスを否定するつもりは全くありません。Appleだって極めて宗教的なビジネスモデルですから。イエスキリストの時代から、宗教は非常に重要なビジネスモデルです。

さて、上で言ったようにイケダハヤトさんは簡単に言うと、新興宗教の教祖のようなインフルエンサーです。

誰もが知っているキリスト教の神、イエスキリストとイケハヤさんは根本的には同じ、ということです。どういうことか説明しましょう。

古代では、税金を集める徴税人は罪深い人として扱われました。これは知らないうちに昔の社会が決めた、いわば常識的な価値観です。イエスは驚くことに、この罪深い徴税人と飯を食うという超ロックで破天荒な教えを広めました。

「徴税人とかどうでもいいじゃん!飯食おうぜ!」的な感じです。

「え?イエスお前マジで言ってんの?」

っていう感じだったと思います。徴税人は罪深い人だ!という、常識的な価値観をイエスはぶち壊しました。イエスは常識を壊すだけではありません。キリスト教の信者は

「罪深い徴税人と飯食うとかクソカッコいいじゃん!」

ってなったんです。徴税人の方に関しては特に感激したはずです。

社会的な価値観で不幸だった自分が、イエスの与えた新しい価値観で救われたからです。

さて、イケハヤさんが教祖だ、と僕が言うのはまさにこの「新しい価値観で人を救う」ということをしているからです。

世間一般でいう、勝ち組ってどんな人でしょう?

いい大学に行って、大企業に入って、出世して…

という感じでしょうか(余談ですが僕はこの価値観は持ち合わせていません)。

逆に言ったら、このレールを外れた人って負け組ですよね。イケハヤさんはこの負け組の人達を新しい価値観で救ったんです。

・大企業オワコン
・大学価値なし

と言い、自分の身をもって証明することで、社会が決めた「負け組」を救います。

ちなみに、この2つの考え方についてはぼくも以前記事を書かせていただきました。
【関連記事】
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こうするともう、救われた人達はイケハヤさんの信者になりますよね。これがイケハヤさんというインフルエンサーの本質だと思います。

簡潔に言うと、教祖型のインフルエンサーは
1.社会的価値観や常識が間違っていることを示す
2.社会的価値観だと不幸になってしまう人を救う
3.救った人を信者にする

ということをしています。
データが取れないのであくまで仮説ですが、
イケハヤさんのファンは学歴が低く、所属している会社の時価総額も低い人の割合が、田端さんと比較すると高いのではないでしょうか。

ヒーロー型

ヒーロー型インフルエンサー、田端さんは教祖型よりすごくシンプルです。

ぼくたちサラリーマンが田端さんに魅力を感じるのってなんでだと思います?簡潔に言うとうらやましいからなんですよね。

サラリーマンは
・上司に媚を売り
・会社の奴隷になる

というこれまた常識を、気持ちいいくらいに田端さんはひっくり返していますよね。自由で豪快に、イキイキと仕事を楽しみ、なんなら会社を利用してしまう田端さんはぼくたちサラリーマンのヒーローですよね。

結果的に、ぼくたちはSNSを通して田端さんのサラリーマン人生を疑似体験しているんです。前回の記事で書きましたが、この感じたことないような体験はぼくたち若者にとって非常に価値あるものです。

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ヒーロー型にはほかに
・プロ奢レヤーさん
・プロ無職さん

基本的になんかよくわからんことやって成功している人は全員この「ヒーロー型インフルエンサー」ですよね。

ということで、2人のインフルエンサーを例に「インフルエンサーのなり方」について考えさせていただきました。まとめます。

【教祖型】
社会的価値観で不幸になっている人を救う
【ヒーロー型】
誰もが魅了される生き方を提供する

教祖型インフルエンサーについては先日読んだ「完全教祖マニュアル」を参考にしています。インフルエンサーを目指す人は読んでみてはいかがでしょうか。

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