地方の衰退を止めるには「義務教育の地方分権」が必要だと思う理由

田舎と都市部の格差について、こんな記事が最近話題になりました。

こちらの記事、個人的にはすごく納得しまして、勉強になりました。

この記事に対する反論が
インターネットがあるから地方在住は別に不利なことじゃ無い。
です。

以前までは僕も同じような事を考えていました。つまり、「格差」はインターネットが解決してくれた、と考えていました。

インターネットが社会の基盤になって、PCやスマホさえあれば誰でも、買い物はできますし、情報も手に入りますし、なんならビジネスだってできます。

反論に対して、著者がさらに書いた記事がこちらです。

記事内から引用させていただきます。

インターネットで自分に必要な情報を収集するというリテラシーは、かなり高度なもの

最近、「情報格差」について、まさしく自分も同じような事を考えていました。

要は、スマホで必要な情報をググるっていう発想がないってことです。

お年寄りの方を想像して下さい。

都市部の方はわりかしスマホを使えるような印象があります。

しかし、田舎に住んでいる方はスマホも使えず、Amazonだって本当は地方の方が使いこなすべきものなのに、使いこなしている方が少ない印象です。

この記事で言っていることはまさしくコレで、リテラシーや常識や文化は長い年月をかけて出来るもので、都会の「知らなかったらインターネットで調べる」という常識は、地方の田舎では常識では無いってことです。

そして、その常識が無い場所に住んでる人が、ある日突然インターネットを使いこなす、っていうのはめちゃくちゃハードル高いと思いませんか。

この文化の格差を埋めるには、「義務教育」がすごく重要だと僕は考えています。

インターネットってのは間違いなく文化の格差を埋めることが出来るテクノロジーで、このことこそ、地方の若者に教育するべき一番重要なことです。

インターネットを使えば、地方にいてもビジネスが出来るし、買い物だってAmazonであらゆるものを自宅に配達できる時代です。フジテレビやテレ東など、地方と都市部との間にある情報格差もインターネットの世界にはありません。

これこそ地方在住の若者が学ぶべきことで、身につけなければいけない技術です。

東京の小学生が何気なく生活して、大人や若者がスマホを使っている姿を見て、学ぶことが地方の小学生は学べません。周りが使えませんから。

この「常識」を身につけることって、実はすごくハードルが高いことで、なぜ義務教育として教えることが必要なのかの理由がここにあります。

「義務教育」として地方が独断で教えるのが一番いいと思います。

何が言いたいかっていうと、東京の子供が肌で文化として学ぶことを、必要だと感じたら、独断でも「義務教育」として教えないといけないんじゃないか、ということです。

地方が衰退していく中で、都市部との文化の差をこれ以上広げないためにも、義務教育を地方分権にすることが非常に重要なことだと僕は思います。

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