「人工知能に仕事を奪われる」ことが全然ヤバくないというか、むしろウェルカムな理由

こんにちは。@kaka_nonです。

最近話題の人工知能についてです。

【関連記事】
人工知能が人間に「大負け」している二つの要素

現時点で、AIが人間に大敗しているのは
・概念
・モノの意味

を考えることができないからだと上の記事で説明しました。しかし逆に、この2つをAIが克服することができれば、AIは人間の仕事を急速に奪うことが予想されます。

「AIに職を奪われる」と聞いてどういう風に感じるでしょうか?

「食べていけない」と感じたのであれば、それは間違っています。

こちらの記事で、働いてお金をもらうということと、AIが仕事を奪うことについて解説したいと思います。

 

労働=価値=お金

http://www.irasutoya.com/2017/02/blog-post_86.html

働いてお金をもらうって、すごく当たり前のことなんですが、あまり本質は理解されていないような気がします。

どんな仕事でも、仕事は「価値」を生みます。ホントに何でもそうです。働いてる人は全員、何らかの価値を生み出しています。

ちなみに、国民全員から生み出されたこの価値の総量が「国内総生産(GDP)」と言われるものです。

仕事をしてお金をもらうということは、労働にお金が支払われているのではなく、労働によって生んだ価値に支払われるているんです。

そして産業革命によって経済が発展してきたのもこのためです。

蒸気機関、電気、インターネットによって様々な人間の仕事が自動化されました。

それによって、「人間一人当たりが生む”価値”が大きくなる」というのが、要は経済の発展なんです。

インターネットを例に考えますと、「3Dプリンター」なんてわかりやすいですね。

図面をPCで書いて、3Dプリンターに送信すると、モノが出来上がります。「図面を書く」という価値と、「モノをつくる」という価値を一人の人間が生んでいます。

じゃあ、人工知能によって職が奪われるってどういうことなんでしょうか?

結論を言うと、今までの産業革命と同じです。人間の仕事が自動化され、人間一人当たりが生む価値が大きくなるだけです。

AIや人工知能が「職を奪う」と聞くと、なんか「ロボットが人間を支配する」みたいに思われがちですが、実はそうではありません。

AIは人間を楽にさせるためにあるものなんです。

AIによって人間が仕事をしなくてもいい日が来る?

http://www.fu-collection.co.jp/SHOP/147111/147168/list.html

とは言うものの、「失業」と聞くと怖いですよね。

お金が無くなって、食べられなくなったらどうしようと感じるかもしれませんが、実はそれ間違った発想なんですよね。

今、世界で話題の「ベーシックインカム」という制度があります。

ベーシックインカムとは簡単に言うと、何もしなくても貰えるお金です。

何で働かなくてもお金がもらえるか?って言うと、その分、人工知能を持つロボットが働いてくれるからです。

ロボットが労働によって生んだ「価値」に対して、お金が発生します。そのお金を人間に分配するっていうことです。

奴隷と貴族のような関係を想像してください。貴族は働かなくてもお金がありますよね。

なぜ貴族にお金があるのかって言うと、奴隷が労働によって「価値」を生んでいるからです。

技術が発達して、AIが人間の仕事を奪うようになったら、人間は貴族のように働かなくても、ロボットという奴隷が働くことによってお金を手にすることができます。

ヤバいですね(笑)早くそういう時代が来てほしい。

人間は「AIに職を奪われること」によって自由になれるってことです。

ベーシックインカムとAIによって、「人間が働かなくてもよい時代」が本当に来るかもしれません。

人工知能は人間の未来を奪うものではなく、自由にしてくれるものなんです。

ベーシックインカムはよこい・・・・

一連の内容について、こちらの本↓に掲載されています。興味ある人はどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA