堀江貴文さんの多動力の書評です。
めっちゃ面白かったです。やっぱりクリエイターって、人をひきつける文章を書きますよね。
この、あらゆる産業のタテの壁が溶けていく、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
インターネット革命によってあらゆるモノやサービスがインターネットにつながった社会になりました(IoT)
これにより堀江さんは業界間の「カベ」がなくなる、ということをおっしゃっています。
業界の中での勝負なんて時代遅れってことですね。SNSとテレビを考えれば、堀江さんの指摘はとても的確だと思います。
時間をかければクオリティが上がる、真心をこめれば人に伝わるというのは、妄想にすぎない。 何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。
出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
完全に同意ですね。日本では「時間をかけて取り組む」ことが美しいってなってますけど、情報通信技術が発達して「ものしり」とか「職人」って意味ないですよね。インターネットで日本中どころか世界中に情報は共有されているわけですから。
「情報を持っているか」ではなくて「情報をどう使うか」が重要です
完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。 目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
これもプロジェクトを多く手掛けている人が必ず言ってますね。90点→100点と0点→90点にかかる時間って、考えてみたらあまり変わらないです。
だったら90点で二つ「完了」させた方が効率いい。こういう考え方できるようになりたいですね。
世の中にはおもしろいことがあふれている。「嫌なら辞める」ができるようになるだけで人生は一気に動き出す。
出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
間違いないですね・・・
つまらないことってパフォーマンス落ちますしね。無駄な時間過ごしてるくらいなら辞めて面白そうなこと探した方が生産的です。
手持ちのカードを生かそうと考えるのではなく、何をやりたいかをフラットに考えて、その際に必要なカードを集めればいいのだ。
出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
これも頭のいい人の考え方だと思います。
サンクコストってご存知でしょうか?要は「どうあがいても戻ってこないお金」です。
例えば資格取得のための費用とか、必要ないけど買ってしまった家具・・・とかですね。
頭のいい人はこのサンクコストをバッサリと切り捨てます。
資格とったから「使わないともったいない」
いらないものだけど「元を取るために使う」とかって考えてしまうのはナンセンスだってことですね。
どんなに使ってもお金は帰ってきませんからね。
資格を使えるところを探す時間とか、いらない家具を置く場所をすぐにカットしてしまった方が合理的です。
「多動力」は大人になるにつれ失われていく。 つまり、未知なるもの、新しいことに興味がなくなったとき老いが始まるのだ。 いつまでも3歳児のような好奇心をもって生きていこう。
出典:多動力 (NewsPicks Book) 堀江貴文
好奇心を失ったら人間終わりですね・・・
堀江貴文さんの「多動力」はかなり共感できる内容でした。もう少し過激な内容かなと思ったのですが凄く読みやすかったです。
時間の「生産性」を高めたい方は読んでみては?
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