「貯金は減らない」は大嘘です

今日は貯金について書きたいと思います。

現預金はリスクがない?

貯金大好きな皆さんが嫌いなものは「投資」ではないでしょうか。投資って聞いたらなんか、ギャンブリーで危ないイメージしますよね。

僕もそうでした。現預金が最強派でした。投資投資って騒いでる人にかぎってめちゃくちゃ胡散臭いし・・・

そういう人って以前の僕と同じで、預金は減らない、減るリスクがないと思ってるんじゃないですか?

実はこれ大間違いでございます。

何言ってんだこいつ・・・と思った方はぜひ最後まで読んでください。

現預金のリスクを考えるポイントは、お金の価値を考えることです。

預金は減らない!という”常識”

こういう記事よくありますね。

 

大手4銀行の預金における金利でございます。



仮にみなさんが500万預けていたとします。
すると金利は・・・・500円

銀行使ってて払うものがありますね。手数料です

仮に500万預けている人が手数料年に1000円かかったら・・・
資産は減る!!!

2か月前の僕の反応です
・だから何?増えず減らずがいいんじゃん?
・大金を自分で持つのは不安だから銀行に預けてる。
・手数料とか。銀行ってそういうもんでしょ

はい。これですよね、僕くらいの年ならこういう風に思う人の方が多いんじゃないでしょうか?なぜかってこれが僕たちの常識だからです。まあとりあえず、増えないし減らない銀行預金の良さについて、ここではよしとしましょう。

さて、貯金を堅実な方法だと考えている人は預金の価値を考えたことがありますか?

多分「投資はギャンブルだ」「堅実な貯金が一番」と考えている人はないと思います。僕がそうでしたので・・・

少し詳しく考えてみましょう。

物価が上がったら貯金の価値は・・・?

インフレ、デフレってご存知ですよね
ざっくりと

・インフレ:みんな買うから物価が上がる
・デフレ:みんな買わなくなるから物価が下がる

急激なインフレの後には物価が上がりすぎてみんながモノを買えなくなり、デフレに入ります。景気の良さと給料は直接的には関係ありませんので。

ぼくたちが子供のとき言うことを聞いていた親、先生、大人はバブル崩壊時のデフレに備えていました。

デフレに備えていたとはどういうことか?

物価が下がると現金預金の価値は上がります。つまり預金がおいしい時代だったのです。

物価以外にも、貯金の価値が変化するものがあります。

増税で120万円の車はどうなる

もう一つはぼくたちがモノを買うとき必ず払わなければいけない消費税についてです。

120万円の車を買うことを考えてみてください。

消費税8%であれば129万円で買うことができます。しかし、消費税10%であれば132万円払わなければいけません。

これから貯金派が損する理由

インフレや消費税の例を上げましたが、何が言いたいかと言うと、同じお金で交換できる価値

・物価などの経済状況
・消費税率などの政治

によって変化し続けます。

さて、日本の政治と経済を考えてみましょう。

アベノミクスの影響で日本の景気は上向いています。景気がよくなると物価が上がります。さらに最近、消費税増税が決まりましたね。

今、現金預金万歳!の姿勢を貫いてるとどうなるでしょう?

・物価が上がることで現金の価値は減ります
・一方で株価や外貨の価値は上がります
・そもそも増税するので消費できる量が少なくなります

お金大好きで、減るのが嫌で、貯めていた預金も知らないうちにその「価値」は目減りしています。インフレや今後の日本に備えるべきなら預金よりも投資の方が健全じゃないでしょうか

何事も、今までの常識を自分の頭の中で考え、疑うことが必要です。

なんとなく貯金に危機感を感じつつも「いや投資って怖いわ・・・」ってなってる人はこちらの記事をおすすめします。
投資が怖い初心者でも今すぐ投資を始めなきゃ”損”をする

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